1.1 テストの必要性
誤り(エラー,mistake) ※SWEBOKとは定義が違う
間違った結果を生み出す人間の行為
↓誤りによって埋め込まれる
欠陥(フォールト,バグ,fault)
要求された機能をコンポーネントまたはシステムに果たせなくする、コンポーネントまたはシステムの中の不備
↓欠陥のあるシステムを動かすことによって
故障(failure)
コンポーネントやシステムが、機体した機能、サービス、結果を提供できないこと
↑
│ 故障≒インシデント
↓
インシデント(不具合,障害)
テストケースの期待結果と実際の動作が違う事象
ソフトウェアテストの役割3つ
- 欠陥を検出して修正し、リスクを減らすこと
- リスク=悪い結果=インシデント(不具合,障害)を減らす
- 使い勝手などの非機能要件の課題の修正
- 魅力が高まる
- 契約や法律上の適格要件、各業界の標準に合致していることの証明
- 車載・医療など
テストと品質の関係3つ
- 品質の確保
- テストによって欠陥を減らし、品質を確保する
- 品質の計測
- 計測の例
- 要件ごとのテストカバレッジと故障発生件数
- テスト実施時間の経過と故障発生件数の推移
- システムの性能に関するデータ収集
- プロセス改善のための情報提供
- プロセス改善
- 同じ原因の欠陥の予防
- 同じようなシステムの品質改善
- テスト結果をそのままにしないこと
- テストそのものが目的にならないように
どこまでテストをすべきかの要因3つ
- 技術面・安全面・ビジネス面からみたプロダクトリスクの度合い
- テストカバレッジ、故障率など
- プロジェクトリスク
- 開発全体の進捗
- 開発期間や予算などの制限
- 納期・コストの遵守度
上記3要因から、テスト計画の際に終了基準を定める
テスト終了時は計画で定めた終了基準を満たしているか確認(再度3要因を考慮して判断)
テストはステークホルダ(利害関係者)に十分な品質情報を提供する必要がある
- 未対応インシデント(不具合,障害)一覧
- 欠陥原因の分析結果
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