JSTQBまとめ(テストの基礎)

2016年6月13日月曜日

JSTQB

t f B! P L

1.1 テストの必要性


誤り(エラー,mistake) ※SWEBOKとは定義が違う

間違った結果を生み出す人間の行為

↓誤りによって埋め込まれる

欠陥(フォールト,バグ,fault)

要求された機能をコンポーネントまたはシステムに果たせなくする、コンポーネントまたはシステムの中の不備

↓欠陥のあるシステムを動かすことによって

故障(failure)

コンポーネントやシステムが、機体した機能、サービス、結果を提供できないこと

│ 故障≒インシデント

インシデント(不具合,障害)

テストケースの期待結果と実際の動作が違う事象

ソフトウェアテストの役割3つ

  1. 欠陥を検出して修正し、リスクを減らすこと
    • リスク=悪い結果=インシデント(不具合,障害)を減らす
  2. 使い勝手などの非機能要件の課題の修正
    • 魅力が高まる
  3. 契約や法律上の適格要件、各業界の標準に合致していることの証明
    • 車載・医療など

テストと品質の関係3つ

  1. 品質の確保
    1. テストによって欠陥を減らし、品質を確保する
  2. 品質の計測
    1. 計測の例
      1. 要件ごとのテストカバレッジと故障発生件数
      2. テスト実施時間の経過と故障発生件数の推移
      3. システムの性能に関するデータ収集
  3. プロセス改善のための情報提供
    1. プロセス改善
    2. 同じ原因の欠陥の予防
    3. 同じようなシステムの品質改善

  • テスト結果をそのままにしないこと
  • テストそのものが目的にならないように



どこまでテストをすべきかの要因3つ


  1. 技術面・安全面・ビジネス面からみたプロダクトリスクの度合い
    1. テストカバレッジ、故障率など
  2. プロジェクトリスク
    1. 開発全体の進捗
  3. 開発期間や予算などの制限
    1. 納期・コストの遵守度
上記3要因から、テスト計画の際に終了基準を定める
テスト終了時は計画で定めた終了基準を満たしているか確認(再度3要因を考慮して判断)



テストはステークホルダ(利害関係者)に十分な品質情報を提供する必要がある

  • 未対応インシデント(不具合,障害)一覧
  • 欠陥原因の分析結果




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